
玉野狂言しおさとまつり
2019-03-01 (金)
岡山後楽園では、「春のおもてなし」が3/1~3/3の3日間開催されます。
その中で玉野しおさい狂言会は、「玉野狂言しおさとまつり」を格式ある能舞台で演じさせていただきます。当日のプログラムは、以下のとおりです。
日時 3/1(金)10:30~12:30
場所 岡山後楽園能舞台
「玉野狂言しおさとまつり」プログラム
第1部 古典三題「太刀奪」「以呂波」「濯ぎ川」
◆ 「太刀奪」(たちうばい)
※ 粗筋:北野神社へ参詣に出かけた主人と召使は、よい太刀を持った男を見つけ、その男の太刀を奪おうと計画する。召使は、市の店々を見ている男の太刀に手をかけるが、逆に脅され主人から預かった刀を奪われてしまう。召使は刀をとり戻そうと待ち伏せしたが、、、、
※ 出演:召使(太郎冠者)/小坂運子、主人/西村秀子、遠国方の者/成瀬和惠
◆ 「以呂波」(いろは)
※ 粗筋:兄は弟に勉強させようと四十八文字の「いろは歌」を用いて教えようとするが、弟は筋違いな返答ばかり。そこで兄は何でも自分の言う通りにおうむ返しの口真似で憶えよと命じるが、、、
※ 出演:兄/斉藤章夫、弟/田中宣史
◆ 「濯ぎ川」(すすぎがわ)
※ 粗筋:毎日、嫁と姑に追い使われる養子の男、この日も裏の川に洗濯に行けと言いつけられる。未だろくろく時も経たない内、やれ蕎麦を打て、やれ水を汲めと次々に用事を言いつけられ、男は「用事を忘れぬよう、紙に書き付けてくれ」と言い出す。すると、、、、
※ 出演:婿/成山佳子、嫁/脇坂和子、姑/相澤恵子
―― 休 憩 ――
第2部 新作狂言「しおさとのあけぼの(前編)」
※ 粗筋:宮原豊は、幼い頃から父の厳しい躾の下、漢学を学び若くして玉宮の宮司となり真面目に励んでいたが、玉宮の経営が行き詰まった。この窮状を何とかしたいと小倉織の織り糸の商いをしようと荘内の田中屋を訪ねた。するとそこの主人からある提案が、、、
※ 出演:宮司(宮原豊)/成山佳子、妻(いと)/成瀬和惠、糸職人(田中屋)/田中宣史、
若(宮原秀一)/相澤恵子、番頭/小坂運子、浜子頭/斉藤章夫、浜子壱/脇坂和子、
浜子弐/西村秀子
第3部 古典狂言「伯母が酒」(おばがさけ)
※ 粗筋:酒屋を営む伯母はしわい人でまだ甥に酒を振舞ったことがない。ある日、甥は今度こそ酒にありつこうと伯母の家を訪ねるが、どう頼んでもまんまと断られる。甥はふと名案を思いつき、帰り際にこの辺りには恐ろしい鬼が出るので気を付けるようにと親切ごかしに脅かす。一旦帰る振りをした甥は鬼の面をかぶって引き返し、恐れおののく伯母を尻目に蔵に入り、しこたま酒を飲むが、、、、
※ 出演:(甥)島田洋海 (伯母)田賀屋夙生
玉野しおさい狂言会
田賀屋狂言会
https://www.facebook.com/tamanominartfest/
鑑賞無料
入園料は規定通り
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