
玉野市市民会館60周年記念音楽祭
2019-11-03 (日)〜2020-03-22 (日)
【 60音楽祭 開催の趣意書 】
玉野市市民会館(以下「当館」という)は、1960(昭和35)年6月、当時玉野市電が目の前を走る絶好の場所に建設され、収容人数1,300名【現在694席】あるホールとして産声を上げました。この年、市制20周年記念行事が盛大に挙行され、当館は市民に愛される文化活動の場として活躍してきました。しかし、来年築60年を迎えるに至った現在、経年劣化著しく現状維持が極めて困難な状況になってきています。
一昨年3月、玉野市立総合文化センターが市立図書館移転とともに閉館となり、玉野市文化会館が民間への売却・譲渡により閉館となり、二つのホールが同時に無くなってしまいました。そして次に、当館までもが無くなってしまうことになれば、市民の芸術・文化活動の場は極めて限定的なものになってしまいます。
そんな中、当館を利用してきた各団体は、今年が当館での最終回と位置付けた音楽会或いはコンサートの開催を計画しています。何れの団体も「来年度以降どうしたものか」と困惑いたしております。そこで、各団体が一堂に会しそれぞれの音楽イベントを一つの「音楽祭」の中での活動として、来年度以降に向けた「同じ思いを共有したイベント」とすることを申し合わせました。この音楽祭に参加する各団体は、当館への惜別と感謝の念を表すとともに、新たな「市民文化ホール」建設のための運動に繋げる基点として、「玉野市市民会館60周年記念音楽祭」(以下「60音楽祭」という)という冠を付けて活動することとなりました。
場所があれば人は集い、集う中から支え合う力強いコミュニティが生まれます。玉野市が目指す「住みよい玉野 明るい玉野」の実現に向けて、玉野市民が力を合わせて集える場所を作っていきたいと強く願っています。3年毎に開催される瀬戸内国際芸術祭には、日本国内からだけでなく世界中から多くの観光客や芸術家などが現代芸術鑑賞のために足を運んでいます。そのような環境から考えても岡山県側の玄関口である玉野に、芸術・文化・コミュニティの殿堂としての「市民文化ホール」の設置は必須のことと考えます。
当館閉館直後の建設でなくとも、玉野市の明るい未来のためにも、数年後には「市民文化ホール」の建設が実現するための基点の活動として、2019年度に「60音楽祭」を開催します。多くの皆様にも「60音楽祭」開催の趣旨にご賛同いただき、それぞれのイベントにお運びいただけますようよろしくお願い申し上げます。
なお、各イベントの詳細内容につきましては、各団体が発行するチラシやサイト情報等をご確認願います。
【 60音楽祭 参加イベント 】
☆ 11月03日 「第62回日本舞踊の会」
☆ 11月17日 「第63回玉野市邦楽連盟邦楽演奏会」
☆ 11月24日 「玉野ウインドオーケストラ第33回定期演奏会」
☆ 12月01日 「玉野フィルハーモニー管弦楽団第24回定期演奏会」
☆ 12月22日 「玉野吹奏楽フェスティバル」
☆ 03月22日 「玉野市市民会館 サラコンサート」
☆ 場所:玉野市市民会館
☆ 11月03日 玉野市文化協会日本舞踊部
☆ 11月17日 玉野市邦楽連盟
☆ 11月24日 玉野ウインドオーケストラ
☆ 12月01日 玉野フィルハーモニー管弦楽団
☆ 12月22日 玉野市内高校・中学校吹奏楽部
☆ 03月22日 玉野みなと芸術フェスタ2019実行委員会
https://www.facebook.com/tamanowind/
各イベントにより異なります
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