
番外情報-「しおさとまつり~後楽園開園記念日公演~」
2015-03-02 (月)
UNOPORTは、宇野港界隈のイベント情報紹介サイトですが、番外情報として「うの狂言-しおさとまつり」の後楽園公演を紹介させていただきます。
特に今回の新作狂言が、「しおさとの港づくり」という宇野港建設の話ですし宇野の紹介にもつながると考え、ご紹介させていただくこととしました。
時間:10:30-12:00
場所:岡山市北区後楽園1-5 能舞台
3月2日は後楽園の開園記念日で、無料入園日となっています。この日、園内では幾つものイベントがあります。
詳しくは、下記に示すサイトからご確認ください。
塩づくりのさと・玉野から、楽しい文化の風を岡山の皆様にお届けできればと思っています。
番組は、古典2題+新作+プロ狂言師による古典の計4題。
最後までゆっくりお寛ぎいただき、お楽しみください!
プ ロ グ ラ ム
1.蝸牛(かぎゅう)
あらすじ:長寿の薬になるという蝸牛(カタツムリ)を探すように命じられた太郎冠者。しかし、カタツムリを見たことがない。主人から聞いていたカタツムリの特徴は、「藪にいて、頭が黒く、腰に貝を付け、折々に角を出す。」
藪に寝ていたのは黒い兜巾(トキン)を被った山伏だった。腰に貝も付けている。太郎冠者は山伏をこれこそカタツムリだと勘違いして声を掛ける。眠りを邪魔された山伏は太郎冠者をからかおうと、自分をカタツムリと言って、、、
出演:(山伏)小坂運子、(太郎冠者)塩崎テツミ、(主人)田中宣史
2.棒縛(ぼうしばり)
あらすじ:酒好きな太郎冠者・次郎冠者の二人は、主人が留守になるといつも酒蔵の酒を盗み飲みする。一計を案じた主人は、太郎冠者と共に次郎冠者を棒に縛り付ける。これを笑っていた太郎冠者もまた後ろ手に縛られる。主人は出掛け、残された二人。やはり酒が飲みたい。そして二人は、、、
出演:(次郎冠者)斉藤章夫、(太郎冠者)成山佳子、(主人)相澤恵子
3.新作狂言「しおさとの港づくり」
あらすじ:岡山県令・檜垣直右は、四国への玄関口にしようと宇野の地に大きな港を造っていた。まさに岡山百年の大計。しかし、普請場を訪れた県令の下へ、近郷村々から訴訟者がやってきて、、、
出演:(岡山県令)斉藤章夫、(秘書課長)田中宣史、(宇野人夫壱)成山佳子、(宇野人夫弐)小坂運子、(日比村人甲)塩崎テツミ、(日比村人乙)相澤恵子、(後見)広坂武昌
4.古典狂言「金藤左衛門」(きんとうざえもん)
あらすじ:山賊の金藤左衛門が獲物を取ろうと張っていると、道に迷った女が通りかかった。山賊は、長刀を振るって脅し土産物の入った持ち物を奪う。喜んで品定めをしている隙に、女は長刀を奪い取る。今度は、逆に山賊を脅し自分の所持品を取り返したばかりか、山賊の脇差を奪い身ぐるみ剥いで持ち去る。あとを追う山賊は、、、、
出演:(山賊)田賀屋夙生、(女)島田洋海
主催:玉野しおさい狂言会、協力:田賀屋狂言会
玉野しおさい狂言会
田賀屋狂言会
田賀屋夙生:
(プロフィール)笠岡市在住の狂言師。1980年四世茂山千作氏(人間国宝)、十三世茂山千五郎氏に師事。1989年、「田賀屋狂言会」を主宰。岡山県芸術文化賞審査委員を務めるなど、岡山を中心に精力的に狂言の普及活動を行い、海外でも高い評価を得ている。2009年より玉野しおさい狂言会を指導する。
島田洋海:
(プロフィール)田賀屋夙生師の次男。2002年十三世茂山千五郎に入門、師事する。同年京都能楽養成会入会。修行中は、日本一忙しい書生を自負し、日々精進する。
2009年4月京都能楽養成会を卒業、独立。 現在、京都を中心に活動しつつ、岡山周辺にも狂言普及のために活動の場を拡げている。
http://www.okayama-korakuen.jp/2015/02/post-855.html
https://www.facebook.com/tamanominartfest
入場無料
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