なんでそんなんエキスポ
2021-02-06 (土)〜2021-02-21 (日)
「なんでそんなんエキスポ」は、なんでそんなん大賞募集に応募された作品のうち、実行委員が選んだ作品を「HYM hostel(ヒム・ホステル)」(玉野市宇野)で展示します。2~4階の約10部屋を展示スペースとし、うち数部屋は作品と共に宿泊できます。
会期|2021年2月6日(土) ~2月21日(日)12:00~17:00
会場|HYM hostel (岡山県玉野市宇野 1-7-3 東山ビル)
特設ホームページ|expo.nandesonnan.com(開設準備中)
なんでそんなん応募期間|2020年11月1日(日)~2021年2月20日(土)
投稿先|https://nandesonnan.com/post/
収集対象|全ての人を対象にします(年齢・性別・国籍・障害の有無などは問いません)
ディレクター|滝沢達史(美術家)
共同ディレクター|中野厚志(ぬか代表)
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◉なんでそんなんプロジェクト
「生活介護事業所 ぬか つくるとこ」が2020年度より初めたプロジェクト。人の行為から生まれる「よくわからないもの」を断絶し、排除するのではなく、または、「無理にわかり合おうとするのでもなく」、想像力を駆使して「分からなさを楽しむこと」。「なんでそんなん」な行為や作品に注目するだけでなく、「なんでそんなん」を見つける「発見者」の育成をすることで生きやすい社会を目指します。多様な見方を考える「オンラインセミナー事業」などを実施。https://nandesonnan.com
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関連イベント
◉第一回なんでそんなん大賞
2020年度で一番のなんでそんなんを決める「なんでそんなん大賞」を会期中に実施。
応募期間|2020年11月1日~2021年2月6日
発表|2021年2月21日(日)
投稿先|https://nandesonnan.com/post/
審査員
柳沢秀行(大原美術館学芸統括)
滝沢達史(本展ディレクター/美術家)
柴川敏之(就実短期大学教授/美術家)
柴川弘子(岡山大学大学院ESD協働推進室助教)
清水加代子(看護師/ぬかつくるとこスタッフ)
◉中ムラサトコ LIVE
なんでそんなんプロジェクトのテーマソング「ほんとのことはわからん音頭」を制作してくれた中ムラサトコさんのLIVE!
日時|2021年2月14日(日)15:00~
会場|HYM Hostel 2F
料金|大人1000円 小学生以下無料
予約|メール「expo.nandesonnan@gmail.com」に「お名前」「人数」「TEL」をご記入の上ご予約ください
◉展示室に泊まる
チェックイン|17:30
チェックアウト|10:00
部屋|1部屋=2~3人(1日/6部屋限定)
料金|6,000円/1人、1人追加3,000円、2人追加6,000円
予約|メール「yoyaku.hym@gmail.com」に下記内容をお知らせください
1.代表者名 2.宿泊日 3.人数 4.電話番号
5.希望の部屋番号(※詳しくはホームページをご覧ください)
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◉お問合せ
なんでそんなんエキスポ実行委員会
086-482-0002(ぬかつくるとこ内)
expo.nandesonnan@gmail.com
主催|NPO法人脳損傷友の会高知青い空/中国・四国 Artbrut Support Center passerelle(パスレル)
企画協力|ぬか つくるとこ/株式会社ぬか
協力|HYM hostel
後援|厚生労働省
厚生労働省 令和2年度障害者芸術文化活動普及支援事業
2月14日には、「ほんとのことはわからん音頭」「なんでそんなんの歌」を制作した中ムラサトコさんの「中ムラサトコ・ライブ」も同ホステルで予定しています。
応募資格は無く、特設サイトから投稿できますよ。
NUCAのホームページから
なんでそんなんプロジェクトについて
プロジェクトを主催している「ぬか つくるとこ」では、毎日さまざまな「よくわからないこと」に出会います。「よくわからない」というのは、「理解しがたい」または「理解したことがない(未経験)」という状態です。自分の語彙では捉えることができない、未分類の出来事。そういったものに「なんでやねん」とツッコミを入れて面白く捉え直す。「なんでそんなんプロジェクト」は、人が行う営みをできるだけポジティブに捉え、楽しむための方法を模索するプロジェクトです。
「ぬかつくるとこ」ではぬかびとさん(施設利用者)の好きなこと、またはクセやこだわりを旨味ととらえ、無理せず過ごせる生活の場(生活介護事業)を運営しています。
当事業所では時に「なんでそんなん?なんでそんなこと?なんでそればかり?」と想像を超えた出来事に出会うことがあります。例えば「何重にも巻かれたセロテープの上からマジックで書いた文字を水で洗い流し、最後にはビリビリに破かれるファッション雑誌」や「他者が描いた絵をスタッフルームの扉と床の隙間から何枚も差し込む行為」などがそれです。これらは表現とも言えないような行為や痕跡であり、「なぜそのようなことをするのか、これは絵なのか彫刻なのか?」など、分類することが難しく、それを説明する適当な言葉を探すのに時間がかかります。ましてや福祉・教育業界では「問題行動」として取り扱われる可能性も多くあるでしょう。しかし「なんでそんなん?」な行為には行為をする人の思いや人間性が色濃く反映されるため、それをポジティブに捉えることが行為をしている人の生きやすさにつながると考えます。他者からは理解されにくいけど切実な行為、見過ごされがちで未分類な行為を排除するのではなく、「なんでそんなん?」という言葉とともに新たな角度で解釈するためのあたらしい方法が必要だと考えています。
私たちが提唱する「なんでそんなん?」は、お笑いでいうところの「ツッコミ」の言葉です。他者の突飛とも思える行動をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに受け入れ「ツッコミ」を入れる。ツッコミによって、多様な人の営みをおおらかに受け入れ「楽しむ」能力を高めます。想像を超える現実を前にユーモアを持ってツッコミを入れることのできる人材を育成することが、福祉、教育、医療、のみならず現代の社会全体に有効に働くことになると考えます。
鋭敏な感性で社会や物事を編集することができる特別な人材も必要ですが、ささいなできごとを「クスリ」と笑い、日常を楽しむことができる市井の編集者や「なんでそんなん」の発見者を耕すことができたらと考えています。
「なんでそんなん」なデキゴトはあらゆる人に通じるものだと考えています。だれもが持っている「クセ」のようなものかもしれません。自分にもあるし、自分の家族にもある。ささいなことかもしれないし、たいそう立派なことになるかもしれません。ですが、他者から見たら「なんでそんなことしてるの?」「なんでやねん!」と言われてしまいそうなこと。そんなことを当WEBサイトの投稿フォームよりご投稿ください。あなたのなんでそんなんをお待ちしています!
第一回 なんでそんなん大賞
自分では「理解しがたい」他者の行為やデキゴトを「なんでそんなん」と名付け、それに対して「なんでやねん」とツッコミを入れて面白く捉え直す「なんでそんなんプロジェクト」。日頃よりオフィシャルホームページ(nandesonnan.com)の投稿フォームより、皆さんの身の回りにある「なんでそんなん」を募集していますが、「なんでそんなん大賞の応募期間中」に投稿していただいた「なんでそんなん」を対象に2020年度「なんでそんなん大賞」の選定を行います。入選者には豪華景品があるかも!皆さんのご応募お待ちしています!
応募期間|2020年11月1日(日)〜2020年2月6日(土)
収集対象|全ての人を対象にします(年齢・性別・国籍・障害の有無などは問いません)
審査員|後日ホームページ、Facebook、instagramにて発表します
結果発表|2021年2月14日(日)
賞品|後日発表
投稿先|https://nandesonnan.com/post/
主催|なんでそんなんプロジェクト実行委員会、株式会社ぬか
助成|公益財団法人橋本財団
ぬかつくるとこ
中ムラサトコ プロフィール
強烈なボイスパフォーマンスと、オルガン弾き語り、太鼓叩き歌いで、独自の音楽を展開。ノルウェー公演をはじめ、フランスのサラヴァレーベルのコンピレーションアルバムなどに参加。ダンスや芝居、ドキュメンタリー映画への楽曲提供、映画音楽制作、絵本作家ミロコマチコの「けもののにおいがしてきたぞ」音楽制作など、多岐にわたる分野で活躍。乳幼児の為のお芝居「ぐるぐる」を15年間上演(2014年厚生省児童福祉文化財作品)。アートワークショップ「オトのサンポ」講師。「誠実で、でたらめで、楽しげ」が人生のテーマ。satokonakamura.amebaownd.com
https://nandesonnan.com/
入場無料
HYM Hostel:開店.営業時間はチェックイン可能時間を指します。
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