
タマノクルーズ2021
2021-04-14 (水)
☆ 計画概要:
船上から玉野を観て、玉野を感じ、新たな玉野を発見する。それがタマノクルーズの第一の目的です。玉野には、風光明媚な山並みや様々な海岸の景色、沿岸企業の様子なども観ることができます。当日は工場で行事が予定されているようで、藤井海岸の沖合から眺めることもできます。また今年は、内海航路の船や北前船などで賑わっていた「むかし下津井回船問屋」など見所も多い下津井港への上陸を計画します。瀬戸内の歴史・地理・文化をより広く学び且つ遊ぶことができる「学びと遊び」がテーマのタマノクルーズを十二分にお楽しみいただけます。
☆ 計画の目的:テーマ「学びと遊び」
数多くの島嶼群が連なる瀬戸内海は、昔から東西を結ぶ交流の大動脈でした。そのため、瀬戸内の各地域には幾つもの逸話や物語が語り継がれ、景観の美しさとともに歴史の楽しさを感じさせてくれます。1934(昭和9)年、我が国最初の国立公園に指定された瀬戸内海は、大小1,000余りの島々からなる内海多島美の景観が最大の特長です。古くから人と自然が共存し、島々の段々畑や古い港町の家並などの人文景観も魅力的な海域となっています。
このクルーズでは、日本有数の総合エンジニアリング会社・三井E&S造船㈱、銅の製錬事業を行う日比製煉㈱などの、働く企業の様子を各社の沖から眺めることができます。また、直島諸島を始めとした瀬戸内の多島美を船上から堪能し、島の歴史や海から観る玉野の文化や産業を学び、海洋文化と海洋産業の面白さ、素晴らしさを膚で感じるなど、貴重な体験を味わうことができます。
瀬戸大橋は明治の頃からその必要性が叫ばれ、1955(昭和30)年に起こった宇高連絡船「紫雲丸」の沈没事故をきっかけに一気に建設機運が高まりました。その後1978(昭和53)年10月に起工、1988(昭和63)年4月完工、供用開始されました。このクルーズをきっかけに、人間の英知と技術の結晶ともいうべき瀬戸大橋が産業や物流、人々に与えた影響等についても考えていただければと思います。
瀬戸大橋間近の下津井が本格的な港町として栄えたのは江戸時代の中期以降からで、内海航路の船や北前船などで大いに賑わっていました。今でも当時の商屋やニシン倉などが多く残され、漁師町の雰囲気もよく残っています。豪商の荻野家が収集した数々の美術品を展示する「荻野美術館」や回船問屋の建物を当時に近い形で復元した「むかし下津井回船問屋」など見所も多く、瀬戸内の歴史、文化を幅広く学ぶことができます。
宇野港沖の海上から工場の大型行事を見学後、日比沖・大槌島、下津井、瀬戸大橋等の西備讃瀬戸を周遊、直島諸島周辺の多島美と景観を眺め、その歴史と産業及び文化に触れ、瀬戸内海の素晴らしさ、海・人・産業の調和の妙を学び楽しむことが、「学びと遊び」をテーマとするタマノクルーズの目的です。
☆ 募集要項:
● 開催日時:2021年4月14日(水)9:30宇野港出港~16:30宇野港帰港
● クルーズ船:㈲からこと丸旅客船「からこと2001」(18トン、12m×4.8m)
● ルート概要:宇野港~直島諸島周遊~藤井海岸沖通過~日比沖通過~下津井港上陸~むかし下津井廻船問屋内レストラン「登美」にて昼食・休憩~瀬戸大橋下周遊~大槌島周遊~宇野港
● 当日のスケジュール(都合によりスケジュールが変更となることがあります)
09:00 産業振興ビル1階ロビーにて受付開始
09:20 宇野港第10桟橋にて乗船開始
09:30 宇野港出港>直島諸島を周遊後、海から宇野の景観を楽しむ
11:00 藤井海岸沖にて一時停泊(工場行事見学)
12:00 日比沖通過
12:50 下津井港に着岸・下船
13:00 むかし下津井廻船問屋内の「カンティーナ登美」にてランチ・休憩
14:30 下津井港出港>瀬戸大橋下周遊>大槌島周遊>宇野港へ
16:30 宇野港着岸・下船>解散
● 募集定員:30名、年令、性別不問(最少催行人員20名)
● 申込締切り:4月7日(水)必着。(定員になり次第締め切り)
● 注意事項
・ 当日は、動きやすい服装&靴でお願いします。
・ コロナ感染対策として、受付時検温させていただきます。また、マスク着用でご来場ください。
・ 「発熱」「せき」「のどの痛み」「味覚の異常」などの症状が認められた方は、クルーズ参加をお断りします。
・ 駐車場は、産業振興ビル南のテナント駐車場をご利用ください。
・ 悪天候の場合は、当日午前7時までに決行か中止かの連絡をします。
・ 決行か中止かをお伝えする「連絡先」は、必ず連絡の取れるものをお願いします。
・ 最少催行人員:20名以上とさせていただきます。
● 当日配付物:クルーズ資料、イベント情報、アンケート、その他
☆ 実行委員会組織
● 主催:タマノクルーズ実行委員会、㈱MESファシリティーズ
● 共催:玉野みなと芸術フェスタ実行委員会
● 後援:(公社)玉野市観光協会、玉野商工会議所
● 協力:玉野産業振興公社、㈲からこと丸
● 乗船スタッフ:3名(総括責任者/実行委員長、船上ガイド/観光ボランティアガイド1名、MESF添乗員/1名)
● 問合せ先:☎0863-23-2185(大広)、FAX:0863-31-5210、Eメール:travel@mesf.co.jp
乗船料:大人(中学生以上)10,000(税込み)、子供(3歳以上)6,000、幼児(2歳以下)1,000
※ 上記乗船料には、幼児以外の昼食代を含みます。
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