
山田 茂 新作展「枯淡 KOTAN-限りない静けさと余韻」
2022-10-14 (金)〜2022-10-21 (金)
スタジオのある駅東創庫ギャラリーで新作展を開催します。
会期は、メルカ2階のたまののミュージアムで開催する「完成しない仕事展」と少し重なっていますので、この会期中であれば両会場で山田茂作品展をお楽しみいただけます。お越しをお待ちしています。
枯淡 KOTAN-限りない静けさと余韻
山田 茂 新作展
開廊時間 10:00~17:00(最終日は16:00迄です)
会 場 駅東創庫Gallery
岡山県玉野市築港5-4-1
入場無料
山田 茂 抽象画アーティスト
山田 茂は、33歳まで生まれ故郷である岡山で暮らし、独学で絵を描いていた。その後、The Art Students League of New Yorkへの留学を機に、1999年から2004年までの5年間ニューヨークで暮らす。
多様な人種がひしめき合い、尽きることのない欲望に満ち溢れたニューヨークは、彼の創作表現を一変させた。これまでのクラシカルな油彩による具象的な絵画表現を手放し、彼の記憶にある断片的な色や形を抽象画で表現し始めた。それは同時に、彼の内面にある“美とは何か”についての探求でもあった。
しかし、美とは普遍的に存在する観念であるが、普遍的定義ができないものとも言える。彼の「美の探求」はその答えを見つけることよりも、むしろその問いを提示することに注力されている。
近年の作品は「わび・さび」といった禅に関係の深い美意識に影響を受け、静けさ、素朴、余韻、不完全といった美学的概念を基軸とした作品が作られている。また、彼の生まれ故郷で現在暮らしている岡山は「禅」との関わりも深く、雪舟や良寛など、有名な芸術家や禅僧を輩出している。
https://www.unokotochi.jp/ekihigashi/
https://www.shigeruartstudio.com/
入場無料
駅東創庫・gallery minato:火曜日
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