
玉野市地域おこし協力隊募集要項 <移住・定住推進業務>
2023-08-05 (土)〜2023-08-31 (木)
✧ 玉野市について
玉野市は岡山県の南端に位置し、瀬戸内海に面した 自然豊かで風光明媚なまちです。気候は温暖で、住み続けるには最適なところです。
また、岡山市・倉敷市と隣接し、さらには瀬戸内の小豆島、直島、豊島に向けてフェリーも運航しており、通勤・通学やレジャーにも適したまちです。
日本の渚百選にも選ばれている渋川海岸や瀬戸内海が一望できる王子が岳、県下最大の都市公園であるみやま公園など観光スポットも多く、市内外からの観光客で賑わっています。
近年では、瀬戸内海の島々をはじめ、玉野市の宇野港 、香川県の高松港を舞台とした現代アートの祭典瀬戸内国際芸術祭が3年に1度開催されており、本州側の玄関港として、市内外に加え、国外からも多くの観光客が集まっています。
✧ 募集する背景
玉野市の総人口は 55,270 人( 令和5年6月 30 日 時点)ですが、毎年1,000人程度減少しており、その中でも 転出者は20代から30代前半の方が多い状況です。
令和4年度に実施した「 まちづくりに関するアンケート調査 」によると、本市に住み続けたいと回答した市民の割合は53%でした。年代 別に見ると、20 代は28%、30 代は 36 %と、若者世代の定住意向が低い傾向にあります。
玉野市では人口減少対策として、移住・定住支援や結婚支援の取組を行っています。
移住・定住に関する取組としては 、本市への移住を検討されている方に宿泊費等の一部を助成する「たまののお試し滞在助成金制度」のほか、移住相談員である「たまののIJUコンシェルジュ」と連携した取組を進めています 。
結婚支援に関する取組では 、市内企業や岡山県と連携し、地域ぐるみで結婚を希望する方や子育てをする方を応援する体制を構築しています。
このような取組を行っているにもかかわらず、若者や子育て世代の周辺地域への流出は依然増加傾向にあり、さらなる移住・定住支援や結婚支援体制の強化が必要となっています 。
✧ 業務内容
今回募集する地域おこし協力隊には、移住希望者に向けて、移住に関する情報や玉野市内にある魅力を、市のホームページや各種SNSで発信していただきます。ホームページなどを見た人が「玉野に行ってみたい!住んでみたい!」と思ってもらえるような情報発信に取り組んでいただきます。
また、移住希望者や先輩移住者と積極的に関わりながら、彼らが「玉野市に定住したい!」と思えるような事業の企画立案・実施に取り組んでいただきたいと考えています。
現在、「たまののIJUIJUコンシェルジュ」として、市内のNPO法人(NPO法人 みなと・まちづくり機構たまの/うのずくり実行委員会)が移住者への様々な支援に取り組んでいます。当法人が培ってきたノウハウや経験を生かし、相乗効果を生み出す活動を期待しています。
さらには、市内の結婚希望者や子育て世代を後押しできるようできるよう、市や県の結婚・子育て支援事業を広く知ってもらうため、市内企業との連携を強化する取組を行っていただきます。
✧ 3年間のタイムライン
1年目:先輩移住者や地域のキーパーソンとのネットワーク構築
市内には多くの先輩移住者がいます。起業・就職・テレワーク・二拠点など、ライフスタイルは多種多様です。移住希望者へ玉野市のことを発信するだけではなく、先輩移住者の生の声を届けることで、より移住後の生活をイメージしやすくなるため、多くの先輩移住者とつながりましょう。
また、市や県の結婚・子育ての取組を広報する市内の協力事業者を増やすための企画立案や、実際に企業・事業所を訪問し、営業を行っていきます。
移住希望者に向けた情報発信だけではなく、協力隊員としてどんな活動をしているか市内外に向けた情報発信を行います。
2~3年目:移住希望者・先輩移住者を巻き込んだ企画の立案・実施
移住者向けの情報発信だけではなく、1年目に培った先輩移住者のネットワークを活用して、移住希望者に向けた活動を広く行っていきます。
また、活動の中でつながった移住希望者や先輩移住者が玉野市に定住したいと思えるようなイベントを企画立案・実施します。
任期後に何をしたいか、どうしていきたいか、しっかり考え、行動していく時間も必要です。
✧ 任期後の姿
協力隊員として活動する中で、実現したいビジョンが生まれた場合は、自ら起業することや、活動の中で御縁のあったあった企業への就職等も考えられます。
✧ 受入体制
たまののIJUコンシェルジュ(移住相談員)である「NPO法人 みなと・まちづくり機構たまの/うのずくり実行実行委員会」と協力・連携しながら移住定住に関する業務を行っていただきます。
<NPO法人 みなと・まちづくり機構たまの/うのずくり実行委員会からのメッセージ>
2011年より移住・開業支援はじめ、これまでに109組194人を受け入れてきました。移住に関するありとあらゆるさまざまなサポートやイベントを行い、近年は空き家調査や相談窓口など、空き家の活用に向けた取り組みに力を入れています。
私たちは、移住者と地域住民とが協力して玉野の「面白い」を作るために日々活動しています。私たちと共に「より住みやすい町・玉野」、「また行ってみたくなる町・玉野」の実現に向けて、一緒に歩みましょう!
1. 募集内容及び活動地域
以下の内容に取り組む方を募集します。
募集内容
<移住・定住促進に係る業務など>
・ 移住ポータルサイトや各種・SNSでの、移住に関する情報発信
・ 移住希望者及び移住者の定住に向けた事業の企画立案・実施
・ 市内企業へ市が実施する結婚支援体制強化事業への協力依頼
・ 市やたまののIJUコンシェルジュと連携した相談業務、市内アテンド業務
・ 自身のスキルを生かした地域振興に資する活動
・ その他地域振興のために必要と認められる活動
求める人材
・ ホームページやSNS等での情報発信が得意な方
・ 移住・定住促進事業や結婚支援事業に携わったことがある方、又は興味がある方
・ 自身の強み(知識、経験、スキル)を生かした活動ができる方
・ 行ってみたい、いつまでも住み続けたいと感じられるまちづくりに取り組むことができる方
・ 地域住民や関係団体と協力しながら意欲と情熱を持って活動に取り組むことができる方
・ 地域行事等にも積極的に参加できる方
活動地域
・ 玉野市内全域
・ 活動拠点は玉野市役所、支援団体の活動拠点又は自宅
※ 原則マイカーを利用した活動を想定しています。
2. 応募資格
次の条件を全て満たす方とします。
(1) 3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島などの条件不利地域を除く)に在住し、採用後に玉野市へ住民票を異動させて生活できる方
※ 詳細な地域要件は、お問い合わせください。
(2) 普通自動車運転免許証を取得し、運転が可能な方
(3) パソコン操作(必要書類の作成、ホームページ・SNSでの情報発信等)のできる方
(4) 心身共に健康で、誠実に勤務できる方
(5) 地域おこし協力隊としての活動期間終了後も玉野市に定住し、起業・就業しようとする意欲を持つ方
(6) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第22号に規定する暴力団その他反社会的団体、またはそれらの構成員に該当しない方
(7) 地方公務員法第16条の規定による欠格事項に該当しない方
3. 募集人数
1名
4. 活動条件等
雇用形態 玉野市地域おこし協力隊設置要綱に基づき、市長が委嘱します。
※ 市との雇用関係はありません。
委嘱期間 委嘱の日から委嘱した日の属する年度の3月31日まで
※ 市と隊員の間で業務委託契約を締結します。
※ 活動に取り組む姿勢や成果等を勘案し、1年ごとに更新します(最長3年間)。
活動時間の目安 月155時間(1日7時間45分、月20日を想定)
※ 活動の内容により、活動時間帯は変動します。
お問い合わせ先
玉野市総合政策課移住定住推進室
岡山県玉野市宇野1-27-1 3階
Tel :0863-32-5580
Fax:0863-32-5507
https://www.city.tamano.lg.jp/soshiki/1/35494.html
応募無料(応募に必要な費用は自弁)
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