
しおさとまつり2025
2026-03-15 (日)
玉野公演
◆ 日時:2026年3月15日(日)14:00開演(13:30開場)
◆ 会場:すこやかセンターやまももホール(玉野市奥玉1₋18₋5)
(岡山公演)
◆ 日時:2026年3月2日(月)11:00開演(10:30開場)
◆ 会場:おかやま後楽園能舞台
公演番組
◆ 古典狂言:『三本柱』、『素襖落』
◆ 新作狂言:『語り!常山城物語』(玉野公演のみ)
◆ プロ狂言師出演番組:『胸突』
番組概要
◆ 『三本柱』(サンボンノハシラ)
(粗筋)果報者が家を普請するのに、山に切って置いていた三本の柱を、3人の召使いに「3人が2本ずつ持って帰ってこい」と取り行かせる。山へ行った3人の者は試行錯誤してようやく問題を解き、謡を謡いながら帰ってくる。遠くから聞こえてくる謡に果報者も浮かれて、3人の者を家へ迎え入れ、、、
(出演)果報者/広坂武昌 3人の召使い/成瀬和惠 脇坂延子 相澤恵子
◆ 『素襖落』(スオウオトシ)
(粗筋)急に伊勢参りに行くことにした主人は、前から同行を約束していた伯父の所へ太郎冠者を使わせる。伯父から太郎冠者が餞別を貰うと、伯父の家の者へ土産を買わなければならないので、「お供は決まってない」と言うように命じる。伯父に問いただされた太郎冠者は「自分が行く」と言ってしまい、、、
(出演)太郎冠者/斉藤章夫 叔父/成山佳子 主人/西村秀子
◆ 新作狂言『語り、常山城物語』(カタリ! ツネヤマジョウモノガタリ)
(原作)広坂武昌
(粗筋)一族が次々と絶命していく中、鶴姫は鎧をまとい帯を締め、脇に刀を携え「この戦場を西方浄土として、修羅の苦患(くげん)も極楽と思えば、何ぞ苦しかるべき」と、袖振り切って出陣。後に続く34人の女房たち。鶴姫は長刀を振り回し、敵将・浦野宗勝に一騎打ちを迫り、、、
(出演)馬の轡(くつわ)取り・与助の霊/広坂武昌 語り部壱/成山佳子 語り部弐/成瀬和惠 語り部参/西村秀子 語り部四/相澤恵子 語り部五/脇坂延子 語り部六/小坂運子 城主上野隆徳の霊/斉藤章夫
※ 新作狂言は、玉野公演のみの番組となります。
◆ プロ狂言師出演番組『胸突』(ムネツキ)
(粗筋)お金を借りたまま少しも返さない男に業を煮やした貸手は男(借手)の家まで返済の催促に行く。どうしても今日返すと言わない男と返済を迫る貸手は、もめた末に押し問答になる。男は急に声をあげると、「胸を打たれて痛くて死にそうだ」と言い出し、貸手は困ってしまう。すると、、、
(出演)借手/島田洋海 貸手/田賀屋夙生
「しおさとまつり」への思い
最近はそうでもないと思いますが、玉野には歴史や文化が少なく魅力が乏しいいと思っている人が多く、将来とも玉野に住み続けたいと思う人が若者世代に少ないのが現状です。玉野の資源は、「海・港・船」だけと思っている人が大多数で、将来の玉野のまちづくり設計はこれをベースに作られてきました。
これに対し、私たちは玉野には「しおさと」という資源があることを狂言という古典芸能を使って訴えてきました。地域の歴史や伝説を「創作狂言」として上演するという具体的な活動で地域の魅力を掘り起こし、毎年狂言公演イベント「しおさとまつり」を開催し、楽しく伝えてきました。
「しおさとまつり」は玉野の製塩にまつわる歴史や文化を、狂言という日本古来の伝統芸能によって笑いながら学び、笑いながら伝え、しおさと玉野のさまざまな物語を語りつぎ玉野への愛着を深めてもらいたいと、2009年以来毎年玉野の塩づくりに関する創作狂言を演じてきました。2023年からは塩づくりの歴史だけでなく、玉野市全般にわたる歴史や伝承なども取り上げ幅を広げることとしました。今年は「常山女軍」で有名な常山城が1575(天正3)年に落城して450年に当たることから、創作狂言として「語り!常山城物語」を上演することとしました。
備中兵乱最後の砦となった常山城では、城主上野隆徳の妻・鶴姫と侍女34人が攻め来る毛利勢に果敢に挑みましたが、遭えなく壮絶な自害を遂げ常山城は落城してしまいました。この「常山女軍」の霊を慰めるため、常山山頂の城址には供養塔が建てられ、地元では毎年供養祭が行われています。
私たちは、このような活動を通じて多くの人たちに玉野のことをより広くより深く知ってもらい、「玉野はいい町だよね」、「玉野に住んでよかった」と思える、文化度の高い明るいまちづくりを目指します。
田賀屋狂言会:田賀屋夙生 島田洋海
玉野しおさい狂言会:広坂武昌 斉藤章夫 成山佳子 小坂運子 相澤恵子 西村秀子 成瀬和惠 脇坂延子
https://www.facebook.com/profile.php?id=100067334449789
玉野公演:一般/1,500円、学生(大学~小学生)/500円、乳幼児/無料
岡山公演:観覧無料
すこやかセンター:年末年始(12/29-1/3)
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