
クラシックフェスタ in UNO 2016「慶児道代ソプラノリサイタル」
2016-10-10 (月)
プラハ国民劇場など、チェコ共和国を中心にソプラノ歌手として活動してきた慶児道代が、ドイツで研鑽を積んだピアニスト石井里乃を迎え、クラシックフェスタ in UNOのためだけの、玉野で初の単独プレミアムリサイタル!
玉野は「海」、海は「水」。今回のリサイタルでは、「水」をテーマに水にまつわる伝説、恋などを描いたオペラ・アリア、歌曲の数々を集め、ヨーロッパの水の神秘と水面のきらめきを、皆様にお届けいたします。ヴェネチアの海、ライン川の流れ、チェコの湖...。心に響くふくよかな歌声、繊細で色鮮やかなピアノの音色、ヨーロッパで生活した二人の技術と感性で、皆様を至福の時へと誘います。
☆ 開催時間:15:00~(当日は「体育の日」の祝日です)
☆ 開催場所:玉野市文化会館BARHAUS ホール(玉野市築港1‐10‐10)
☆ 演奏曲目
G.ロッシーニ ヴェネチアの競艇
F.リスト ローレライ
G.ヴェルディ オペラ「シモン・ボッカネグラ」より “暁に星と海は微笑み”
G.プッチーニ オペラ「蝶々夫人」より “ある晴れた日に”
A.ドヴォルザーク オペラ「ルサルカ」より “月に寄せる歌”
ほか
慶児道代(ソプラノ)
石井里乃(ピアノ)
西田多江(MC)
(プロフィール)
☆ 慶児道代(Michiyo Keiko)ソプラノ
倉敷出身。岡山の中国短期大学で近藤安个氏に学んだ後、チェコ共和国政府給費留学生としてプラハ芸術アカデミーHAMU(音楽学部)でナヂェジュダ・クニプロヴァー氏に師事。後に同アカデミー修士課程をマグダレーナ・ハヨーシオヴァー氏の下、博士課程をイヴァン・クスニェル氏の下で修了。
この他、(故)鈴鹿正、岡崎順子、ユリア・ハマリ、オリヴェラ・ミリャコヴィチ、ウィリアム・マッテウッツィの諸氏に師事。
1994年国際ドヴォルザーク声楽コンクール3位入賞。同時にチェコの歌曲とオペラ・アリアの最優秀演奏者賞等の特別賞を受賞し、チェコでの活動のきっかけとなる。1996 年マサリク・アカデミー賞を受賞。
オペラでは、HAMU 在学中から北チェコはリベレツのシャルダ記念オペラ劇場に出演。その後、同劇場専属、プラハ国民劇場専属客演、プラハのオペラ・モーツァルトを経て、現在フリー。「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・アンナ/(モーツアルト)、「蝶々夫人」のタイトルロール/(プッチーニ)などに加え、チェコ・オペラ、「売られた花嫁」マジェンカ、「利口な女狐の物語」雄狐/(ヤナーチェク)など、現在まで30 を越える役で出演。
チェコの歌曲にも力を入れており、HAMU 在学中より、ヤロスラフ・シャロウン氏とのコンビで、数多くのコンサートを行っている。オーケストラや室内楽との共演も多く、チェコ放送オーケストラ、プラハ室内フィル、スロヴァキア・フィル、リヨン国立オーケストラ、ケルン交響楽団、大阪フィルハーモニー等と共演。チェコ国営ラジオ局、TVへの出演(録音)なども数多い。
チェコ国内を中心にスロヴァキア、ドイツ、オランダ、オーストリア、アメリカ、フランス等、国際的に演奏活動を行っている。2006 年より、チェコ・パルドゥヴィツェの音楽院(声楽科)、イタリアのサンタ・マルゲリータ・リグーレの夏期音楽講習会などで後進の指導にあたっている。
2013年、玉野市文化会館で開催されたクラシックフェスタ in UNO「慶児道代 柾木和敬 ソプラノ&テノール ジョイント・リサイタル」に出演、情感溢れる気品ある美声で聴衆を魅了した。
☆ 石井里乃(Rino Ishii)ピアノ
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学院オペラ科ピアニストを務めたのち渡独。
ドイツ国立カールスルーエ音楽大学大学院修士課程ドイツ歌曲伴奏コースを審査員満場一致の最優秀で修了後、ソリスト養成課程に進学、修了時にリート(ドイツ歌曲)ピアニストとしてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績を取得。カールスルーエ音楽大学在学中、入学式典にて在校生代表として演奏。また、国営バイエルン放送のラジオ音楽番組『Taktlos』で、演奏がライブ放送される。
第14回イタリア・アルジェント国際音楽コンクール室内楽声楽部門第2位(1位なし)、カールスルーエ音楽大学コンクール室内楽声楽部門入賞、日本アンサンブルコンクール優秀演奏者賞。
ドイツを始めとするヨーロッパ各地で演奏会に出演するほか、ハーグ(オランダ)で、ソプラノ・黒田なるみとの初デュオリサイタルが地元紙にて好評を得る。
ピアニスト小原孝氏の共演者として、木下牧子連弾曲集「迷宮のピアノ」、ウィリアム・ギロック作品集「ギロック・ベスト/レベル1・2」「ギロック・ベスト/レベル3・4」をリリース。また、フルーティスト奥原由子氏の共演者として、CDアルバム「春の声(オムニバス)」「春の憬れ(モーツァルト名曲集)」を録音、アレンジも行う。「新進芸術家海外研修員」によるスペシャル・ワールド・コンサートにて黒田なるみと日本でのDUOデヴューを飾る。黒田なるみ&石井里乃~帰国記念~デュオリサイタル(銀座王子ホール)は、日本演奏連盟/増山美知子奨励ニューアーティストシリーズに選出され、好評を博す。
これまでに、ピアノを池澤幹男、加藤一郎、小原孝、小畠康史、橋本正子、吉田みどり各氏に、伴奏法を河原忠之氏に、ドイツ歌曲を白井光子、ハルトムート・ヘル両氏に、フランス歌曲をアンヌ・ル・ボゼック氏に、日本歌曲を塚田佳男氏に師事。
現在、日本声楽家協会ピアニスト。日本演奏連盟会員。
http://tamanobauhaus.com/post/148427375845/20161010-mon-michiyo-keiko-%E6%85%B6%E5%85%90%E9%81%93%E4%BB%A3-%E3%82%BD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AB
大人:前売3,000円(当日3,500円)
学生:1,000円(大学生以下)
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